つま先はゴム素材でもスチールを取り付けられるケース(スコッチグレイン)

皆様こんにちは。
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靴とバックの修理・合鍵(合カギ)作製ヒトツキ
TOYパパです。

 

以前反響の高かったつま先にスチール補強。

※以前の投稿はこちら

↓ ↓ ↓

hitotsuki-repair.hatenablog.com

その際に残念ながらラバー(ゴム素材)にはビスが効かないため

取り付けができないとお伝えさせていただきました。

 

今回は例外としてつま先の素材がゴムだけれど

スチールの取り付けが可能な例をご紹介。

 

靴はスコッチグレイン

製品段階からつま先にゴムが埋め込まれています。

革より強度が高いからと言ってもそれでも

減ってしまう。

そんなご要望により今回はスチール補強させていただきました。

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今回はなぜ取り付けができたかといいますと

ソール全体が5mmほどありゴム層はトップの3mm程で残り約2mmに革層がありました。

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写真だと仕上げ済みで分かりづらいかもしれませんが

黒光りしている一番下の層がスチール。

その層を少し左に目線をずらすと縦に断面が見えます。

これが3mmのゴム埋め込み層。

この埋め込み層にスチール分の約1.5mm分削って残りの半分の下は革層になるため

ビスが充分効くことに繋がり取り付け可能となります。

因みにbefore画像が御座いませんでしたがお持ち込み時はつま先が革層まで

削れてしまっていたので同素材のゴムでアタッチメントを入れて高さを戻してから

スチールを取り付けています。

 

しかしながら

一見製品段階から埋め込まれているゴム素材が本当にゴムとは限りません。

特にハーフラバー型に元から埋め込まれている場合は

ほとんどがPVC(塩ビ)になります。

この場合は下に革層があってもやってできないことはないのですが

基本は取り付けが困難になります。

 

とはいっても素材が何なのかは分かりかねると思いますので

お気軽にご相談くださいませ。

 

今回ご紹介したスコッチグレインユーザーは当店でも非常に多いため

今回はまずスコッチグレインのつま先なら間違いなくゴム素材でもスチール補強できますよ。

といったご案内でした。

 

それでは今回はこれくらいで。
TOYパパでした~

 

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